投稿者 トピック: tiny timetable patch / 簡易タイムテーブルパッチ  (参照数 139835 回)

sima0222

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  • 投稿: 23
sima0222さん
示して頂いた表は、現状の TTTで表示させると、という話でいいですよね?
はい、そうです。

gonyo

  • 各駅停車
  • *
  • 投稿: 16
普通と急行の運転に成功しました TTTなしでこれを実現するには バスで線路を封鎖して以下いろいろやった技を使わない限りできないことです。 ひとつの目標が達成されました。 いわば完成です。
http://gyazo.com/2fa5f92036edd808ace477cfa7a9ba2f
これが完成後の時刻表です。 見やすいですねこれ

ただ扱いがかなり難しいのが難点です。
ただその過程でいろんなトラブルと遭遇しました。 わけもわからず「距離÷速度を計算する」→無理なダイヤ組まれる→実測値を活用
→で団落ち→チューズで対処  
退避駅での待機設定: これやり方わからないんですが 「区間時間」ボタン押して手動で退避駅の前の区間を長くしました。 駅の発車時間を遅くすると 次の駅以降そのままなんで困る。  「区間時間」をいじると後のほうも自動で動いてくれました。

急行のダイヤ設定
急行の路線作成して流します。 ここで困ることがあります 「距離÷速度を計算する」これは当然ダメ、 実測値を使うほうですが 普通電車に妨害された中の運行になります。  邪魔な普通電車がいるときといないときでダイヤは変わるため非常に面倒でした。 対策ないもんかね
次に発車間隔を手動で設定します(普通電車と合わせる必要がある)   始発駅での発車タイミングを調整します。 急行が普通の80ttt遅れで出発し、途中で追い抜くダイヤにしました。   発車タイミングによっては退避がうまく行きません。 このタイミング難しいですね。
で急行同士が団落ちしてたりでもういろいろ大変 勝手に直るとはいえ早送りで何週もまわしました。 そして完成 

ですが急行の編成数が1余りました。 普通より早いのに同じ数流せば余っちゃいます。 駅で長時間(列車間隔より長く)待機する状態になっています。  1編成売却したいのですが・・・ またダイヤ作成やり直しになりそうなのでそのまま放置・・・

1編成ごとに時刻表を当てはめると列車余ったときに困るし 足りなくて列車追加すると団落ちですw  終着駅で列車を余らせる状態で落ち着いています このへんは見直したほうがいいかな?
複雑なダイヤ(本数の少ない貨物列車のための筋をあけておくとか・・・)が組めなくなりますね でも、そこまで制御できる人いる?
このあたりも難しいところ 同じ路線を2つ作ってダイヤを変えればいいと思いますが・・・

1day=編成数で割り切れるようにしたほうがいいですね  ただ限界まで本数増やすときにはこれが邪魔になるので困ったものです。

他の路線と運行間隔を合わせる ボタンとかいいかも。 これあれば1day統一しなくておkか・・・ 普通と急行がうまく運行したからこれで1dayが統一されてるのかな


とりあえず目標一応達成ですかね。 おめでとうございます  列車が時間通りちゃんと動くなら連結とかもできる(ここではもうやめよう)

o_o

  • ゲスト
途中下車後、どんどん開発が進んでいますね :o
やっぱり、乗車中はいろいろと混乱させてましたねorz
引き続き見守っております。時々出てきてややこしいこと言ってますが、
応援してるつもりなんですー :-[がんばってください~~

自分の幻想を追及すべく、当初イメージした時刻表(管理に特化)を添付しておきます。
内容について簡単に説明しますと、

開いた時点で記録を開始し、閉じると忘れる。編成が駅に到着する度に、駅到着時刻を
更新記録させている。

少編成数でも評価ができるように最大値、最小値を継続して更新記録。
ここでは、異常値(前駅発車が遅れている場合)は、反映しない処理も想定できるが、目に
見えない処理は混乱の原因で、問題も隠蔽してしまいそう。

[ 駅到着時刻-始発時刻 ]を表示。例では、さらに区間計画を差し引きし、停車時間の
目安を示している。

次の周期までの時間と、列車の位置、状態を背景色で示す(手動更新でいいはず)。
停滞中の車両に飛べば、他の編成が干渉している現場を確認できる。
停車が長くなりそうなら即発車。調整時の混乱を緩和。取り扱い注意。

(ここまで時刻表の話、時刻表評価の例はこの投稿の最後に移動しました)

ひとつ思いついたことがあります。周期と発車時刻の間に新たな考え方を
という話もあったのでひとつ語らせてください。
(多分TTTの発想段階の話。なんだか、忘れられている気がする。。)

◆ 干渉と周期
 干渉は、編成同士が、同経路に進入する、平面交差する、信号によって思わぬ関係
になるなどして、生じる遅れのことを指すこととします。

 干渉は、周期との間でちょっと面白い働きをします。AB駅を結ぶ単線を準備します。
 AB駅の両方から車両を同時に発車させ、ぶつかるところにすれ違い線を作る。一方が
遅れても、すれ違い線で干渉して周期を修復する。これが従来の周期調整術の代表例です。
 実際に作ると明らかですが、すれ違い線を均衡位置からはずして、周期を長くできます。
信号による干渉を大きくすることで、周期を伸ばしていくことが出来るわけです。

 もし、信号による干渉がなかったら、駅の停車時刻を調整して、正面衝突を起こさない
仕組みが必要になります。逆に言えば、正面衝突しない路線設計になった段階で、停車
時刻を管理するなどの新しい仕組みが必要になるということ。

 TTTは、干渉を停車時間に置き換えて管理する方法ともいえそうなので、調整上、干渉
の考え方が使えるはず...。
 
◆ 干渉を測定して時刻に反映させる
 計測指標・表示指標が何かは別問題として、調整を行うにあたっては、編成間の干渉
を見る局面があるだろうと考えています。
 これを計算で求めるのは、なんだか難しい。時間、列車位置、経路が影響し、1対1の
関係で生じているとは限らない。羊さんとか、不安定要素もある。

 しかし、ダイヤグラムの交差部分の時間か座標を見れば発生箇所もわかりますし、解消点と
均衡(非干渉点)のズレから大きさもわかります。もっと原始的に、実際値と理論値を比較する
方法もあります。運行経路の測定がネックですが、ここをクリアできれば、単純な数式で求め
ることができるはず。。干渉相手が遅れる場合もあるということと、進入順を変化させて干渉
を避ける選択肢もある、これも面倒くさい。

 アシスタントが優秀すぎれば、悩みながら調整する楽しさを奪ってしまわないかという
別の問題もあるので、そこはほどほどに。

◆ 時系列アプローチ(駅の並べ替えについての考察)
 非常に単純で扱いやすい整列規則。例えば、ABCという路線に、ADCを加えるとする。
時刻表の時系列を守るには、追加点DはAの後、Cの前に並ぶことになる。
 では、ABDC、ADBCのどちらがいいか。
 全体が時系列ならば、支配軸は時間である。B郡、D郡の計画時間を比べて、より小さい
(最低値か平均値)ほうを、前に配置するのが自然。
 ここで、共通していないBとDの行はXとして合計してしまうことも考えられる。ただし、
Dが複数駅の集合だった時に、個別に時刻を修正する場合の扱いが問題になる。

 時系列アプローチは、距離や座標を加味していないので、ABDCと並べたのに、座標上
ABの間あたりにDがあるなんてことも。また、ABCとADの配列を考える場合にも、一律に
時系列に並べていいのかという問題が出てきます。単純な並び替えには向いているはず。

◆ 通過か経路外か
 干渉の話と関係がありますが、通過か経路外かについて、ひとつ解決策として提案します。
 分岐点駅と合流点との間の路線距離を判断基準に加えてはどうでしょうか。

◆(話を戻して...)例示路線の評価
 添付した時刻表をご覧になりながら、お読み下さいませ。

(更新凹) 始点発車時刻を過ぎたというのに、A環状4号は何をしている?
 前回は、A駅には20早く到着し、問題なく運行していたというのに!!
(ジャンプ凹) D駅で遅れて、普通列車を突っついてますw
 ここらに追い越し付けます?B駅が始発駅なら問題なさそうっすけど。

しかし、E路線増発前にはなかった、C駅、D駅での遅れも問題だ。
あ、最近、2周に1回遅れてる気がしてたっす。んじゃ、C駅着を安定する方向で、
E路線と合わせて調整っすね。

じゃあ、B駅停車中の環状2号を即発車させて影響を...(即発車凹)
早まるな、もっと計画的に!!
だって、この表にはそんな機能ないじゃないですかー

...となります
« 最終編集: 2012/07/21 04:53 by o_o »

wackdone

  • 準急
  • ***
  • 投稿: 126
自分の返信を見返しましたが、睡眠が足りていないとつまらない事ばかり書いてしまっていますね、私。
皆様のお目汚し、申し訳ない。うざい事書いてますが、どうかスルーでお願いします。

gonyoさん、ディープな開発の実践ありがとうございます。また、o_oさん、お帰りなさいませ。
皆様お時間の許す範囲と興味の促す範囲でどうか今後ともお付き合い頂ければと。

現状、バグ潰しが優先ですが、gonyoさん、o_oさんから頂いた問題や改善案、および私の頭の中の懸念点などについて、私なりにまず項目挙げをしてみます。

運行全般: (主に私の懸念点)
  • 時刻表などで設定した計画通りに本当に運行しているか? (Simutransの実装の制限があるので、+20程度の遅延は計画内とする)
  • 強制段落ちは本当に仕方がないものなのか?
  • 段落ちはどこかにある運行上のバグが原因ということもあるのではないか?
  • 発時刻指定運行の有用性、各パラメータの妥当性
  • 即発車ボタンが欲しい? (遅延をリセットして計画時間をその場だけ無視して発車)

時刻表表示: (主にo_oさんのイメージおよびsima0222さんのご提案より)
  • 一時的な時間統計の収集と表示 (ダイヤ作成だけを目的としたもので、実際の運行制御とは別に扱う)
    • 最大値と最小値の把握
    • 異常値をはじく (保存サンプル数を増やして median(中点代表値、meanではない) をとればいける?)
  • 計画時刻と実績時刻の差の表示: 数値、背景色 (符号はどちらにしよう?「遅れ」が+か−か)
  • 列車位置の表示 (停車中か走行中かの識別も)
  • 選択セルの場所へ表示ジャンプ
  • 表示の中心とする列車を選択して、それに合わせて時刻表を更新しなおす
  • 残問題
    • 表示する必要がなくなった駅が残る (yoyoさん指摘)
    • 列車が駅を「通過」か「経路外」なのかの判定が不完全
    • 車庫送りになった列車の表示の方法 (消すor車庫行きダイヤ表示or何事もなく)

時刻表編集とアシタント: (主にgonyoさんの経験から)
  • 表の上の値を変更した時の動作がわかりにくい (後で説明します)
  • 計画段階: 「距離/時刻」の結果が酷い (改善案は後で示します)
  • 運行周期の統一: 他の路線を参照する、あるいは複数の路線を束ねる(今の「路線」の一階層上のまとめ) 何かが必要?

全般:
  • ドキュメントの整備。特にTTT無しの状態から列車を計画運行させるまでの手順を追うチュートリアル

gonyoさんから提示されている、ダイヤ作成上の課題などは別で整理しましょう。
(普通と優等での必要編成数の違いの吸収など)
おそらくTTTに限らず、一般の鉄道でも編成仕業計画などで苦労するところでしょうし。
(ちなみに Simutrans + TTTの辛いのは、運行計画と仕業計画を別に作れないところだと思っています。)

またo_oさんから頂いている発展的テーマ、ならびに時刻表上の駅順序問題なども別で整理させてください。
« 最終編集: 2012/07/21 06:17 by wackdone »

wackdone

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  • 投稿: 126
時刻表編集の方法 (値を修正した時の挙動仕様)
« 返信 #109 on: 2012/07/21 06:20 »
gonyoさんから、わかりにくいとご指摘のあった、時刻表編集時の各値の編集についてです。
試みとして言葉に色をつけます。できるだけ表の色に合わせるつもりで。
   計画区間時間:  前駅から今駅までの発→発時間。時刻表では、駅名の行の1段上に表示されます。
   計画駅発時刻:  駅を発車する時刻。駅名の行に表示されます。(編集される前は黒色です)
   運行周期時間:  (始点で発時刻を絶対時間で制御する時の) 運行周期の時間(周波数の逆数)です。
また現在の時刻表には表示はされていませんが概念として次のものがあります。
   全体計画時間: 全ての区間の区間時間の総和です。列車はこの時間をかけてスケジュールを一周します。

表のセルの値を編集した時の動作
ある駅の発時刻、あるいは駅間の区間時間の欄を選び、その値を変更するとどうなるのか。現状を説明します。
(図示するのがいいのでしょうが、ちょっと待って。頭の中にあっても手が追い付かないorz)
  • 駅発時刻を変更: その駅の時刻だけを変更します。その駅の前後の区間時間が増減することになります。
  • 区間時間を変更: その増分(減らしたらマイナス)を、その駅以降の発時刻に加えていきます。全体の計画時間の和が増減することになります。
  • 運行周期を変更: 周期の値を変更するとともに、もし全体計画時間の和より長い場合は、最後の行程の区間時間を増加させます。つまり、なるべく全体計画時間を連動させようと動きます。(gonyo式周期運行の場合には適切ではない)
(「最後の区間時間」とは、スケジュール上の最後の駅から最初の駅までに設定される計画時間です。つまり、スケジュール編集画面ではこの値は最初の駅の欄に[]に挟まれて表示されます。)

このような仕様にしたのは、プログラム上での値の扱いのルールをシンプルするためですが、
一応は以下のような使い方を想定してです。

ダイヤ作成過程での編集手順例

(1) 計画全体時間が定まるまでの間:  駅間の計画時間 (区間時間) をそれぞれ設定、変更していきます。
  これにつられて、各駅の発時刻が変化し、また全体の計画時間和が増減します。

(2) 全体時間に目処が経った後の調整:  退避などの微調整は、各駅の発時刻を変更します。
  この駅での待機時間だけが変化し、全体計画時間和はそのままです。

(?) 周期は……これといった方法論をまだ見つけられていません。
ダイヤ作成の手順というのは様々考えられるので、皆さんの考えた方法で使いにくいようであればご指摘ください。

派生1. 途中に停車駅が増えた場合 (既存路線の途中に駅が新設、あるいは優等の停車駅が追加)
  この場合、ある既存の駅間に、新駅が挿入され、区間時間0となります。
  A-C のあいだに B が挿入されたとして、A-B-C になる。で A-B の間の時間が0。Bの時刻はAと同じ値が表示されます。
  (これまでの全体計画時間和をそのままなら) B の時刻だけを変更すれば、A-B間、B-C間の区間時間が調整されます。

派生2. 列車の総行程が延びた場合 (路線の延伸などで終点(折り返し点)が遠くなった)
  この場合、(往復路線だとして) 時刻表の中央部分に追加された区間が表示されます。(いずれも区間時間0)
  この追加された各駅間の区間時間を設定していってください。
   つられて、復路の各駅の発時刻が繰り下げられていきます。
  ただし「運行周期」は自動では変化しないので、これは手動かアシスタントの合計計算で設定しなおしてください。
   (逆に、新たな運行周期を先に設定して、最終区間で増えてしまった分を新区間に割り振っていくという手も使えますが、これをやるには復路の全駅の発時刻を手で変更していくことになります。面倒です。)

TODO: 用語統一

« 最終編集: 2012/07/21 07:10 by wackdone »

wackdone

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アシスタント頑張れ
« 返信 #110 on: 2012/07/21 07:20 »
gonyoさんから頂いたアシスタントの使いにくさについてです。

距離/速度による見積の精度が悪い:
できるだけ精度を上げる方法を考えてはみましたが、これを突き詰めると実際に走らせるのと同じ計算をすることになります。
(でも実際に走らせて計測するには、空っぽの線路(他の列車がいない)じゃないと、というのもgonyoさんの指摘どおり)

考え方を変えてみました。目標とする評定速度を指定して計測するというのはどうでしょう?

案1: 編成の最高速度に対する割合い (0超〜100%のあいだ) を指定する。
  例えば、最高速度110km/hの編成で、70%を指定すれば、77km/hの速度で走行した場合を計算します。

案2: 評定速度の値をそのまま入力する。(0超〜編成最高速度のあいだ) を指定する。
  そのままです。入力された速度で走行した場合を計算します。

アシスタント画面の項目はできる限り少なくしたい (面積的にも簡潔さ維持のためにも) ので、どちらかにしたい。
手間を減らすには案1で、デフォルトで 80% とかが入っているというのはいかがでしょう。
路線(編成)を選びなおしても、割合いは変化させないでおいて。
デフォルトがどんな値がいいのかは、世の中の一般論や皆さんの経験によって考えたいです。

また問題としては、「全ての区間で均一な評定速度を想定する」ことでしょうか。良質の線区から低質の線区へ乗り入れる列車では困りそう。過疎線区と過密線区をわたり歩く列車も同じく。
(見積りをコピーせずに、実績時間の欄を参考に計画を編集していくのであれば、何度でも見積をりなおせますが)


« 最終編集: 2012/07/21 07:25 by wackdone »

wackdone

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複数の路線間での情報の交換・共有
« 返信 #111 on: 2012/07/21 07:37 »
まず最初に「路線」という言葉が適切かどうか。
ちなみに、Simutransでは既に line = 路線 と訳していますので、変えるつもりはありません。
私、鉄道用語に明るくないので、皆さんに指導して欲しいのですが、
路線:  広義ではさまざまですが、列車の運行ではなく線区の集合、始終点の定まった一つの線路区間を指すことの方が多いですよね?
もとのSimutransでは、緩急のクラスづけとか途中折り返しとか、面倒なことは考えずに「同一の運行スケジュールを持つ列車(乗り物)の集合」ということでいったのでしょうが、
今のように複雑な運行をさせていく状態だと路線という言葉が誤解を産みそうなのが気 になっています。
(まあ現実にも「京浜東北線」は路線と言えるのか?「山手線」は?(山手貨物線+東北本線+東海道本線...)うんぬん  とかあるようですが)

というわけで、「路線」という言葉は今のままでいくとして、TTT では時刻表で並べて見てみたい路線の集合である「何か」を概念的に取り扱いたいと思います。
(実際にプログラム上でそういうオブジェクトを持つかどうかは別の話。あくまで議論のための概念定義)
いい言葉が思いつかないので仮に「路群」としておきます。

時刻表表示の使い方は様々ですが、主にこの「路群」を俯瞰できるように改善していきたいと思います。
あるいはこの路群は時刻表に表示した時に一時的に決まるもので、「その時、並べて見たいもの」=「路群」としてもいいです。

言葉を仮に定めたところで、以下のお題

時刻表での駅の並べ方に中心を設ける
駅の並べ方や停車駅の判定について、sima0222さんの提案の方法です。
路群の中から主となる路線を選んで、そこをpivot(軸足のようなもの) に、路群内の他の路線を表示させていくというもの。
使う時は「本線上の全線全駅各駅停車」という路線があれば、それをpivotにするのが基本となりそうですね。これを本線基準路線とでも呼びましょうか。
たまに支線系統を選んで表示しなおせたりするといいかも。

しかし本線基準路線が無かったら? (たとえば東京−神戸な東海道本線)
今だと次の方法でしのげます。
  (1) 実際に運行には使わなくても路線を作って
  (2) 実際に走らせないけど(車庫止め) 編成を作って
  (3)  (2) に (1) を適用
車庫止め編成をちゃんと表示できるようにする必要はありますが、一応はできる。
本当は「編成が無くても何らかの方法で時刻表に表示できる」ようになっていればいいのでしょうが。
プログラム上は、ghost編成を作ればいいのだろうけど、すぐに出来るか、全ての点で不整合が生じないか、まともにするにはちょっと時間がかかりそうです。

なお、妄想上はこの「本線基準路線」を半自動で生成するという考えもありますが、きっと破綻するので無理です。
余談続きですが、TTTは本質的に人間側の意図を優先させるものですので、「全自動」は無理だし「半自動」も難しい。
時刻表に登場するのを「ウィザード」ではなく「アシスタント」にしたのも、そういう面からの意識です。
(MSに権利関係で訴えられるのが嫌だった、という話もあるような無いようなw ま、そんなことあるわけないか)

路線の間で運行周期を揃える
gonyoさんのコメントからです。この場合は、「強い関係づけがされている路線同士」という路群であり、「今そこに表示している」という曖昧な路群ではいけません。
これも上の話と比較的同じように、路群の中で主路線を選べればいいのかなと考えています。
ただしこの場合は、運用しない本線基準路線ではだめ。実際に特定の区間を運行する普通路線などを選ぶ必要があります。
  (1) 主路線を決定する
  (2) そこに揃えたい従路線をアシスタントに表示して
  (3) 「運行周期を合わせる」ボタンでその場だけ設定
  (4) 従路線の表内の値が変更されるので、「時刻表を改定」
という手順でしょうか。

自動で継続的に揃えさせようとすると、目に見えにくいトラブルがありそうな気がしています。
またその場合は 「B路線は A路線に従属である」という路群とその中の関係を、プログラム上で常に維持しなければならなくなります。
(こういうのやると、「じゃ路線なくなった時どうすんの?」「それが主路線だったら?」と異常系ばかり増えて、少なくともプログラマとして非常に楽しくなくなる)
しかし例えばgonyoさんの経験だと以下のようなニーズもあるのかな?
  ダイヤ開発中は頻繁に周期を変更する
  その際、ある路線は変更しても、他の路線の変更をし忘れることがある、あるいは面倒が多い
  ので、自動的に追従してくれるといい
このような場合は、どちらかというと本格的に路群を導入して、「周期を変更する時は路群の編集画面で設定」とした方がいいでしょうね。
いずれにしても、ちょっと頭が痛いです。


散文になりましたが、適当にお付き合いいただければ。
« 最終編集: 2012/07/21 08:04 by wackdone »

wackdone

  • 準急
  • ***
  • 投稿: 126
TTT-044
« 返信 #112 on: 2012/07/22 03:41 »
TTT-044をアップします。バイナリは↓からどうぞ。
  http://ux.getuploader.com/wackdone_simutrans/download/24/simuwin-wackdone-120722.zip

yoyoさんからご指摘いただいたバグの修正、だけで済ますつもりが潜伏していたバグの炙り出しと退治、
そして並行して結局、機能追加をしてしまいました。
主に上で書いていたような機能です。
最高速度の80%で計算させると、手元のある状況では実測値にものすごく近い値が算出されたので
ディレーティングして75%をデフォルトにしています。しかし種別や線形などによるのでなんとも。
また通過駅のある列車はどうも計算結果がおかしいように見えます。まだこれからですかね。

他の追加機能は画面を見ればだいたいわかると思います。(セルをCtrlクリックするのは気付かないかな)
もしくはCHANGELOG_TTT_ja.txtをごらんください。

また、後でサンプルデータとして私が pak128 で作りなおした簡単路線のデータを貼ります。
gonyoさんにならって、addon無しで作ってみました。
« 最終編集: 2012/07/22 04:27 by wackdone »

wackdone

  • 準急
  • ***
  • 投稿: 126
サンプルデータ
« 返信 #113 on: 2012/07/22 07:09 »
すでにgonyoさんが立派なデータを作って公開してらっしゃいますが、私からは極単純なサンプルを。
TTTとpak128の最新 (アドオン一切なし) で作りました。別に特別なオブジェクトは使っていないつもりなので、pak128は最新でなくていいのかも。
既に大赤字なマップですから、ゲームとして楽しもうとは思わないでください。
あくまでTTTの動いている様子を見て、軽くいじってみる程度で。

画像一枚目:
以前に動画で紹介したのと同じようなシンプルな路線です。(128のデフォのホームなんで「面」は脳内補正してください)
  引き上げ   ===   A駅(4線)  ===  B駅 (2線) === C駅 (4線) === D駅 (3線)  === E駅 (2線)

画像二枚目:
この線区上に現在は二つの路線、急行と普通が設定されています。
(日本語入力できない環境だったので横文字になってるのはお許しを)
路線編集ウィンドウを開いて、(1)フィルタのところに"AE"と入れると (2)時刻表を表示するボタンが押せるようになりますので押してください。

続く。

« 最終編集: 2012/07/22 07:25 by wackdone »

wackdone

  • 準急
  • ***
  • 投稿: 126
サンプルデータのイントロ(続き)
« 返信 #114 on: 2012/07/22 07:57 »
すでにTTTを使い慣れてきている方はスルーでお願いします。まずはデモ状態を見てもらうための画像だけ作りましたので。

画像03: 最初に開く時刻表ウィンドウはこんな感じ。
現在は、急行2編成、普通4編成が走行中です。
普通には既に TTT による定時運行の設定がされていますが、急行はフリーラン。
A駅手前の引き上げから出て、戻ってきてまたそこを出発するまで、丁度 1000ttになるように普通には設定されています。
その調整のために、C駅で上下とも退避時間が挿入されており、この時間を使ってフリーランな急行が追い越す場合もあります。

時刻表で見られる全ての情報を見るためには、赤でマークした下のほうのチェックを入れてください。
もしくは表の左上隅の部分を Ctrl+Shift+左クリックでも全部が開きます。
また、とりあえずぼうっと走行の様子を見てみるために、ウィンドウの上の方にある(添付画像ではこれも赤マーク)
「自動更新」もチェックしてください。

画像04: 表示オプションを全て有効にして、ウィンドウを広げるとこんな感じ。
スケジュール一周分が縦方向に展開されて、横に各列車が並びます。
スケジュールの最初の駅は、表の最上段と最下段の二箇所に出てくるので注意してください。

表の上の各セルは駅対列車の時間情報を出していますが、列車の現在位置に合わせてセルが色枠囲みされます。
  緑の枠: 列車が現在その区間を走行中です。途中駅通過の列車は通過駅の前後全てがマークされます。
  茶色の枠: 列車が現在その駅に停車中です。
また画像では例示がありませんが、走行区間がオレンジ色の枠になることもあります。
これは、その列車が信号待ちなどをしていることを示します。

「自動更新」を有効にしていると、(精度は悪いですが) このように各列車の進行状況を眺めることができます。
また自動更新が重いようであればこれを止めて、適度に「表示を更新」ボタンを押して使うこともできます。
なおこの先、時刻表を編集する時には、その間は更新が使えないのでご注意を。
時刻表の改定を完了させる前に表示を更新してしまうと、編集中の値が消えてしまいます。

画像05: 各駅と各列車の交点はこんな感じ。
左列が列車に対してユーザが設定する計画、右列が実際に列車が走行した時に計測した実績値。
上段がその駅に達して出発するまでの区間時間、下段がその区間時間を足していって出される「出発時刻」になります。
計画の方はどちらもセルを選択して、値を変更することが可能です。


今の段階では、とりあえずここまで。
とにかく触ってみるという人には、もうお分かりのことばかりだったかもしれません。

ちなみに、この状態 (普通は計画設定、急行はフリーラン)にして感じたこと。
ぼうっと時刻表を眺めていると、どこら変にどういう時間を差込んで退避させるかなんとなくイメージが湧いてきます。
また、急行は何編成でまわすのがいいのか、などもなんとなく。(今の雰囲気見てると3編成にしたくなりそうなんだよな)
ただ実際に詰めようとすると、gonyoさんが言っていたようにいろいろと細かい部分で苦しむのでしょうが。

この単純サンプルだけで実験できそうなこと:
  - 急行追い抜きの運行時間設定: C駅にスムーズに入線してそのまま普通より先に出発できるようにする
  - D駅で途中折り返しの普通を設定: 中線折り返しにするか、中線は急行通過用に空けておくか考えどころ
    (折り返しに外線使うのなら、渡りが足りてないですね)
  - 急行、快速、D折り返し普通の 3本だてなどミックス
  - 運行周期を揃えないで何かできないか
やっぱり、一本の列車設定と、編成の仕業は分離できて欲しくなりそうだなあ。ますますややこしくなるけど。

なお信号などは気分で適当に建てただけですので、目的に合わせて設備改善する必要があります。
また今のままでは旅客が発生しないので、公共事業にお願いする必要もあります。

yoyo

  • 各駅停車
  • *
  • 投稿: 4
044のバグっぽいもの

   <1>
   適当に3つくらい駅を作って1つ路線を作って列車を走らせます。(tttに関する設定はしなくてもよい。)
   その後、時刻表を表示してautorefreshをONにします。
   そして列車の「車庫へ」を押し、車庫に入るのを待ちます。
   車庫に入ったら、その編成を売却するか「すべて引退」で消します。
   すると
   FATAL ERROR: vector_tpl<T>::[]
   class timetable_convoiinfo_t *: index out of bounds: 1 not in 0..0
   と表示され落ちます。

   <2>
   路線管理で番号部分に何も入力していなくても番号が振られる。(仕様?)

以上です。

wackdone

  • 準急
  • ***
  • 投稿: 126
yoyoさん、いつもバグ出しありがとうございます。

<1> 「すべて引退」など編成が消滅すると、FATAL ERROR
編成がなくなる系のチェックが甘かったですね。潰します。

<2> 番号部分に何も入れなっかった場合の動作
現状「仕様」です。というか迷いました。
番号部分にうっかり何も入れなくて、全編成に同じ名前がつくと嫌かなと思いまして。
ただ、あえて「全編成同じ名前」にしたいというニーズもあるのかもしれませんね。
さて、どちらにしましょう。
ちなみにyoyoさんは「同じ名前にしたくて」意識して番号部分を空にされたのでしょうか?
また、他の方々はいかがでしょうか?

バグ修正はしばらくお待ちください。
« 最終編集: 2012/07/24 01:13 by wackdone »

wackdone

  • 準急
  • ***
  • 投稿: 126
TTT-045
« 返信 #117 on: 2012/07/24 01:30 »
TTTの最新をアップします。全部盛りバイナリは↓です。
http://ux.getuploader.com/wackdone_simutrans/download/27/simuwin-wackdone-120724.zip
(これまでから、exeとtextのあるディレクトリが1階層下がってますのでご注意ください)

変更点:
  * (yoyoさん指摘) 編成が消滅した後の時刻表の更新でクラッシュする

編成を売却、引退などで消滅させた場合、ラベルを白文字、値を全て消して、時刻表の列は残しておきます。
「再構成」で消えます。(時刻表を見ていて突然消えたらびっくりしそうなので「引退した」ことがわかるようにしてみました)

注意: この後のバイナリですが、RRCと MIPの最新があたっています。
  MIP: NO_LOAD_BEYOND_DEPOT と SMART_GO_HOME_DEPOT(+STEP_BACK) が有効になっています。
       特に車庫行き編成への積載がオリジナルから変わっていますのでご注意ください。
  RRC: この版から、特に指定をしなければ RRC のパラメータがセーブファイルに入らないようにしました。
        RRCを積極的に使用している方はご注意ください。simuconf.tabに書くことでフォローはできます。
        (詳細は、RRCの方のトピックをご参照ください)

残課題:
  - 安定性向上 (内部では表示スレッドと時刻表モデルの側との干渉を整理しなければならない)
  - o_oさんから頂いている改善案の吟味、実装 (あとでo_oさん宛て返事書きます。もうちょっと待って)
  - 同じくo_oさんからですが 「今すぐ走り出せ」ボタン
    (一般化すると、停車中であっても走行中であっても、スケジュールの次の項目へ進めとなる。
     これはTTTがなくても個人的には欲しかった機能。スケジュール編集を開かなくてよくなる == 列車が一旦停止しなくなる)
« 最終編集: 2012/07/24 01:42 by wackdone »

wackdone

  • 準急
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  • 投稿: 126
TTT-046
« 返信 #118 on: 2012/07/24 19:23 »
TTTの最新版をアップします。バイナリは↓です。
http://ux.getuploader.com/wackdone_simutrans/download/28/simuwin-wackdone-120724a.zip

変更点:
  時刻表の値の修正について、操作性を改善した(つもり)

自分でしばらく使ってみて、時刻表編集の操作性があまりに酷くなっていることに気付きました(ぉぃ)
ごちゃごちゃと機能を追加しているうちに、いろいろと崩壊していたようです。これまで酷いものを使わせていてすみませんでした。
一応、改善したつもりです。また、操作によって路線の他の編成に値が伝わらなくなっていたのも修正しました。

一周時間: 「区間時間」表示を有効にすると上の方に出ます。「運行周期」とは別に、今の全ての駅間時間の合計です。
この値を編集すると「全ての駅間に均等に追加時間を挿入」
あるいは「今の駅間時間の比を維持したまま全体を伸ばす」
(それぞれ値を小さくした場合は逆の動作)をします。
他の路線に運行周期を揃えたい場合などに、その叩き台を作るのには役立つかもしれません。
(結局は、各駅間や各発時を修正ていく必要はありますが)

周期時間を変更した時:  ただ単に周期時間が変更されるだけにしました。これまでの機能は一周時間の変更の方で対応できると思います。

駅発時刻と駅間時間の変更: 「そこだけ変える」か「後をずらす」の両方をできるようにしました。
数値入力の右側のボタンを押し分けることで、
  「そこだけ」 == 前後の駅間時間を増減させて、駅出発時刻をその場だけ調整する
  「後をずらす」 == そこで変化した分だけ、以降の駅出発時刻が全部ずれていく
のそれぞれの操作をできるようにしました。

始点発時刻の変更: 最初の駅の出発時刻です。これの変更は、その列車にのみ有効です。
運行周期が設定されていれば、これによって列車間の時間間隔調整がされることになります。
運行周期が設定されていなければ、これはただ時刻表の上での表示時刻をずらす意味しかありません。


アシスタントの操作などとの連携がまだ充分にテストできていませんが、とりあえずお試しいただければと。
(いよいよドキュメントからの乖離が酷くなってきました。そろそろHOWTOを書くところから始めようかとも)
« 最終編集: 2012/07/24 21:01 by wackdone »

kanedai

  • 各駅停車
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  • 投稿: 22
俺の設定が悪いのかわからないが、今日の新バージョンを使おうとしたらできなかった。
それまではショートカットを作成して -singleuser -freeplayをつけていたんだが、いきなしだった。

シムトラのバージョンがあがったからなのだろうか?